治療開始~治療継続期間

 

1 治療開始後,治療により症状の改善が認められ,治療を継続している期間は,特に治療に集中すべき時期です。

医師に痛む箇所や痛みの内容などを具体的に伝えること,治療に集中できる環境を作ることが,症状の回復の程度に影響します。
このため,当事務所では,治療費,生活の維持等の相談者様の不安に思われる事柄について,十分に相談させて頂き,ご要望にできる限り配慮することで,治療に集中できる環境づくりを心掛けています。
 
 

2 また,後遺症が残存した場合に備えて,後遺障害等級獲得に向けた準備も並行して進めるべきです。

例えば,然るべき検査を受けておかなければ、後で残った後遺症との関連を証明できないことがあります。
事故直後にそのような検査を受けておくことが理想ですが,現実には難しいと思います。ただ,可能な限り早期に検査を受けておくことをお勧め致します。
この段階で当事務所にご相談を頂ければ,治療先についてのアドバイスや,検査内容に関するアドバイス,医師に伝えるべき情報に関するアドバイスなど,治療に集中して頂きながら,後遺障害等級獲得に向けたアドバイスをすることが可能です。
特に,治療状況から,後遺症が残ってしまうことが予想される場合には,後遺障害等級獲得に向けた準備を直ちに始めることをお勧め致します。
 
・治療打ち切り →⑪
・症状固定 →⑫
 
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